WordPressのadminユーザーの変更(セキュリティー対策)

WordPressの初期設定では、ユーザー名が「admin」であり、このユーザー名は変更しない限り、WordPressの利用者に共通するユーザー名です。

もし、このままの初期設定だと、ユーザー名が「admin」であると推測されやすいため、セキュリティー上問題があります。

ですから、adminのユーザー名は削除して、新たに独自のユーザー名を登録することがセキュリティー上望ましいといえます。

adminの削除の仕方

adminを削除するには、一度、adminでログインし、別のユーザー名を管理者権限を付与して登録します。

そして、一度、ログアウトをしてから、今度は、新ユーザー名でログインします。そうしてから、ユーザーadminを削除します。

この際に、新ユーザーに投稿を引き継ぐかの選択ボタンがでるので、引き継ぐにチェックをして、旧ユーザーadminを削除します。

こうすると、初期設定のユーザーadminは存在しないので、ユーザー名は推測されづらくなります。

もちろん、パスワードは強固なものにしておくことも忘れずに。

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【書評】WordPressレッスンブッック2.8対応

WordPressレッスンブック 2.8対応―ステップバイステップ形式でマスターできる 著者:エビスコム

1.総合評価

形式:とても良いです。非常に見やすくなっています。

内容:自作テーマを1から作成する方法を、丁寧に順を追って解説しています。これを一通り学習すれば、WordPressのテーマの理解が深まり、更に、CSSやPHPのスキルも上達すると思います。

総合満足度:95点。

2.本の形式情報

色づかい:白地をベースにしたオールカラーで、とても見やすいです。各章ごとに色分けしているのもGOOD。

文字の大きさ:小さすぎず大きすぎず見やすいです。ただ、若干、ソースコード部分が小さいかもしれません。

ページ数:319ページで、ちょうど良い分量です。

見やすさ:とても見やすいです。

形式の満足度:100点

3.本の内容情報

読者ターゲット:html、CSS、PHPについての基礎知識がある人で、WordPressのテーマを始めから自作したい人むけ。

アピールポイント:丁寧に分かりやすく、ステップ・バイ・ステップによるテーマの自作の解説

マイナスポイント:内容的にも優れているので、マイナスポイントはあまりないですが、テーマをindex.phpに集約し過ぎている感があります。ただ、この方が、初心者にはわかりやすいのかも。

読みやすさ:とても読みやすいです。

内容の満足度:90点

4.各章別レビュー

1章:下準備として、インストール、基本設定、記事の投稿などを簡単に解説。ここら辺の導入部分については、他書にもっと詳しい本があるので、それらを読むと良いかもしれません。

2章:ブログのトップページと個別記事のテーマ部分の作成を解説。index.php中心にコードを記述していきます。

3章:WordPressテーマでの画像の扱いを解説。

4章:2段組にしてカテゴリーや月別メニューの表示を解説。

5章:コメントとトラックバック部分の作成。

6章:3段組にしてリンク集やタグクラウドを表示させる。

7章:独立ページの作成。

WordPressレッスンブック 2.8対応―ステップバイステップ形式でマスターできる

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ドメインを取得できませんでした。ERR:1881

本日、value-domain で新規にドメインを取得しようとしたところ、

「ドメイン(xxx.com)を取得できませんでした。ERR:1881」

という、意表をつくメッセージが。

新ドメイン名(文字列)を散々迷った挙句、やっと決めて、登録にこぎ着けたら、このエラーメッセージ。

かなり萎えました。

調べると、どうやら、上位レジストラであるeNomが、混雑していて、新規登録を受け付けることができないらしい。

割安のkey-systemsならokということだけど、eNomの方が、万一の時、管理画面から移管しやすいと聞いたので、しばらく待つことに。

場合によっては、2,3日待たされることもあるらしい。

結局、日付が変わったら、すんなり登録することができました。12時間くらい待たされた計算です。

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【書評】基本からしっかりわかるWordPress2.7カスタマイズブック

書評:基本からしっかりわかる WordPress 2.7 カスタマイズブック

著者:大藤 幹

1.総合評価

形式:カラーで見やすいが、文字が小さめ。

内容:全ファイル・全コードを解説してるため、かえってわかりにくい。

総合満足度:70点

2.本の形式情報

色づかい:オールカラー(付録除く)。白地に黒文字が基本。サンプル画像はカラー。ソースコードも、カラーで色分け有り。

文字の大きさ:全体的に文字が少し小さめ。そのため、注意書きなど、一段階、小さい文字が読みにくくなっています。

ページ数:223ページ。分量的には丁度良い感じ。

見やすさ:白地をベースに綺麗に色分けされているので、カラー的には見やすいです。しかし、文字が若干小さめなので、その点は、見にくい。

形式の満足度:80点

3.本の内容情報

読者ターゲット:HTML、CSS、PHPなどの基礎知識と、サーバーの基礎知識がある人向け。

アピールポイント:WordPress Classic、及び、WordPress Defaltの徹底解剖。「徹底解剖」と名付けるだけあって、テーマのHTML、CSS、PHPの全ファイルの全ソースコードを解説しています。

マイナスポイント:たしかに、全ファイル・全コードについて解説しているのは、すごいのですが、かえって、わかりづらくなっている原因にもなっています。

全ソースコードを理解したい人にはお勧めですが、そうでないポイントだけ知りたいという人には、ボリュームが多すぎます。

読みやすさ:内容的には読みやすいですが、ポイントがわかりづらいのが難点。

満足度:60点

4.各章別レビュー

1章:
XAMPP、MAMPの導入やWordPressのインストールなど。軽めに触れられているので、これだけだとネットや本で調べる必要があるかも。

2章:
テーマの仕組み。自作テーマのための既存テーマのコピーなどを解説。テンプレート階層を知るには良いかも。

3章:
PHPとWordPressのタグの解説。PHPについては、軽く触れる程度。知っている人にとっては簡単なおさらい。

4章:
WordPress Classic徹底解剖として、Classicテーマの全ファイル・全コード解説。すべて知りたい人にはお勧め。

5章:
WordPress Defalt徹底解剖として、Defaltテーマの全ファイル・全コード解説。すべて知りたい人にはお勧め。

6章:
カスタマイズサンプルとして、画像の変更や表示形式の変更などが解説されてます。リスト形式をカスタマイズしてのナビゲーションの設置は役に立ちました。

付録:タグ・フック・関数リファレンスが白黒で掲載されてます。文字小さめ。

基本からしっかりわかる WordPress 2.7 カスタマイズブック

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【書評】PHPによるWordPressカスタマイズブック2.8対応

PHPによるWordPressカスタマイズブック―2.8対応 (藤本壱 著)
2009年11月30日第2刷発行

本の形式

白の背景に黒字の2色刷り。文字も小さすぎず読みやすいです。
2.8対応ですが、2.9.2も、特に問題なく使えます。全6章287ページ。

本の内容

第1章は、「開発前の準備」として、テスト環境の構築が解説されています。
テスト環境として、XAMPPやMAMPの2つがあげられています。

XAMPPの導入として、約10ページを取っていますが、一度、導入したことがある人にとっては十分ですし、もし、これが初めてだとしても、XAMPPについては、ネットで情報を得ることも可能です。

まあ、実際には、サーバーに上げて色々いじる人が多いんじゃないかと思います。

第2章は、「PHPを使った基本的なカスタマイズ」として、6パターンのカスタマイズ方法が記述されています。

カスタマイズの基本である「テンプレート階層」からはじまり「WordPressループ」や「条件タグ」などを、丁寧に解説しているのでわかりやすいと思います。

第3章では、更なるカスタマイズとして、より応用的な手法やカスタムフィールドを使ってグーグルマップを扱う方法など、6パターンを紹介しています。

このあたりから少しずつ難しくなってきますが、PHPの基礎がきちんとある人なら理解できるはずです。

第4章では、WordPressでのデータベースの取り扱いについて解説されています。

まず、WordPressが使用するデータベースの10個のテーブルの構造や関連性を丁寧に解説しています。(WP2.9.2では、テーブルは11個だったかも。)

そして、その後、サンプルを2つ扱っています。「最近90日間でコメントが多かった投稿の表示」や「画像一覧のページ」の作成方法の2つです。

ただ、このあたりから少し難しく感じられます。理由は、SQLで副問い合わせの手法などを利用するからです。SQLについてそれほど詳しくない人には、若干、敷居が高いかもしれません。

第5章では、プラグ・インについて基礎からの解説がわかりやすいです。
自作のプラグ・インに挑戦したい方にオススメです。

第6章では、プラグ・インの応用やショートコードなどが扱われていますが、大分、難しく感じました。
プラグインについて本格的に学びたい人には向いているのかもしれません。

WordPressの構造についてまで、詳しく知りたい人には、オススメです。

PHPによるWordPressカスタマイズブック―2.8対応

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