【書評】アルゴリズムを、はじめよう

アルゴリズムを、はじめよう の書評です。

結論から言うと、アルゴリズムの学習の最初の一冊としてお勧めできる入門者向けの書籍です。

■ 良い点
・ 文章が易しく読みやすい
・ コンパクトなので短時間で読める
・ 重要な9つのアルゴリズムに重点が置かれている
・ 解説が丁寧でステップ・バイ・ステップで進む
・ 図表が多くアルゴリズムのイメージをつかみやすい

■ 悪い点
・ 最後の方に誤字が少しある

■ 総評
アルゴリズムの学習の入門者にお勧めの一冊です。定番である9個のアルゴリズムが重点的に解説されています。文章が読みやすいので短時間でストレスなく読み進められます。

各章の流れとしては、各アルゴリズムの「イメージ(図)」→「流れ図(フローチャート)」→「コード(擬似コード)」の順に解説されます。イメージと流れ図ともにコマ送りのようにひとつずつ進むので、アルゴリズムの内部構造がわかりやすくなっています。そして、最後に、そのアルゴリズムが擬似コードで表現されます。

個人的には、擬似コードではなく、CやJavaでのコードの方がありがたいのですが、情報処理の試験などでは、擬似コードも使われるらしい?のでこれはこれで有りなのかとも思います。

わかりやすさに重点が置かれており、初心者にも易しいのでアルゴリズムの学習のとっかかりに最適な一冊です。

アルゴリズムを、はじめよう

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