【書評】プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと の書評です。

結論から言うと、プログラマの上級者を目指すなら一度は目を通しておきたい、プログラミング技術のエッセイ集です。

■ 良い点
・ プログラマとして向上するためのヒントが豊富
・ 扱われるトピックの範囲が広い
・ 特定の言語に依存していない
・ カテゴリ別の目次がある
・ 翻訳が読みやすい

■ 悪い点
・ 並び順がバラバラ(一応、カテゴリ別の目次もある)
・ 文字が少し小さい

■ 総評
プログラミング技術に関して、81人もの先達から貴重な教えを学ぶことができる一冊です。97のエッセイに、日本人による10のエッセイが加わり、全部で107となっています。

各トピックは見開き2ページとなっており、好きなテーマ、興味のあるカテゴリから読むことが出来ます。個人的には、カテゴリ別の目次に従い、カテゴリ順に読むことをお勧めします。

レベル的には、プログラミング暦が2~3年前後の中級者を想定している感じです。つまり、中級者から上級者への指針となっています。

内容的には、基礎的なことから応用的なことまで、広い範囲のことが扱われています。本書の内容をほぼ消化できるなら、中級レベル以上にあると言ってよいでしょう。

本書に一通り目を通すとプログラマとしての自分の立ち位置を知ることができ、今後の指針になると思います。

プログラマが知るべき97のこと

カテゴリー: BOOK, プログラミング全般 パーマリンク

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