XREA/CORESERVERのログの見方についての覚書です。
XREA/CORESERVERには、2種類のログ機能がついています。
一つは、生ログ。
もう一つは、解析済みログ。
ログを有効にする方法
この2種類のログを有効にするためには、『管理画面』の左にある『管理メニュー』から『アクセスログ閲覧』を選択します。
この『アクセスログ閲覧』ページの上部に、2つのボタンがあります。
上が、生ログ保存用のボタン。下が、解析済みログ保存用のボタンです。
これらを有効にするには、『保存する』をクリックして選択した状態にします。(有効になると色が薄くなり押せなくなります。)
これで、ログが自動的に生成されるようになります。ただし、毎朝3時から6時くらいに生成されるので、1日ほど待ちましょう。
生ログと解析済みログの片方だけ選択することもできますが、それほど容量を取らないので、2つとも有効にしても問題ないと思います。
ちなみに、一つのドメインにつき、解析済みログは31日分、生ログは5日分、保存されます。古いものは自動で順に消えていきます。
解析済みログの見方
それでは、まず、解析済みログの見方から解説します。
解析済みログは、
『root/public_html/log』
の中にあります。つまり、公開領域であるpublic_html の中のlogフォルダの中に自動生成されます。
(※ このフォルダには、imagesやphpmyadmin フォルダ、および、.htaccess .htpasswordファイルがありますが、これらは、別用途のものなので弄らないように。)
この中に、サイトURLの末尾に生成順に番号が付加されたファイルが作成されます。
たとえば、www.example.com なら、
www.example.com.html が最新のアクセスログとなります。
そして、www.example.com.1.html が1日前のログになります。
30日前のログは、www.example.com.30.html となります。
つまり、当日に最新の解析済みログを見たいなら、URLに番号の付いていない、htmlファイルの行の『開く』をクリックすれば良いのです。
このログファイルに自動でつく番号は、毎日、自動生成されるたびに一つずつずれていきます。結局、いつでも、番号がついてないファイルが最新になるのです。
ちなみに、このフォルダの中には、見慣れない、 analog.html ファイルのログもありますが、これは、管理画面にアクセスしたログが保存されます。つまり、自分が管理画面にアクセスした記録なので、ここに、見知らぬホストからのアクセスがあると不正アクセスされている可能性があるということなります。
生ログの見方
もう一つの生ログの見方も解説します。
生ログは、『root/log』にあります。つまり、非公開領域にあります。
このログもURLに番号がふられています。
最新の生ログは、 www.example.com.log になります。
1日前のログは、www.example.com.1.log
30日前のログは、www.example.com.30.log となります。
このログは、HTMLでみることはできません。開くとテキストファイルがダウンロードされ、テキスト形式のログが展開されます。
アクセスされた日時やホスト、ファイル名などがテキスト形式で羅列されています。個々のホストがどのようにアクセスしたかを見るのに役立ちます。ただし、見づらいですが。
※ 実は最新のものは、前日のログです。つまり、1.logは2日前のログなので注意してください。上記説明は、最新ログから数えて、1日前、30日前という意味です。