【書評】WordPress2.5でつくる！最強のブログサイト

１．総合評価

形式：見やすく読みやすいが、もう少し簡潔な日本語だと良かったかも。

内容：WordPressの基礎をはじめ、WordPressの周辺知識を広く解説。ボリュームが有りお得です。

総合満足度：８５点

２．本の形式情報

色づかい：白と黒の２色刷り

文字の大きさ：大きすぎず小さすぎず見やすい

ページ数：383ページ

見やすさ：白黒ですが見やすいです

形式の満足度：80点

３．本の内容情報

読者ターゲット：WordPressの初心者～中級者

アピールポイント：基本機能の詳細な解説と、WordPressの周辺知識の解説。

マイナスポイント：バージョンが若干古いせいか、説明がピンボケしている印象を受ける箇所がいくつかあります。

読みやすさ：１ページあたりの文章量が多いせいか、日本語がいくらか冗長で、少し読みづらいかも。

内容の満足度：８５点

４．各章別レビュー

Part1：

WordPressの簡単な紹介から始まり、レンタルサーバの選び方、インストール方法、及び、「ダッシュボード」や「投稿」などWordPressの基本機能を解説。

ただ、インストール方法の解説が少なく、もう少し詳しい解説が欲しいところ。

Part2：

この章では、テーマ・プラグイン・ウィジェットなどの基本機能を解説したあと、実際の投稿の仕方を説明。また、画像の投稿やビジュアルエディタの使い方も解説しています。

Part3：

この章では、コメント・トラックバック、リンク、ページ、タグなど、投稿以外の基本的な機能と使い方を解説。

Part4：

この章では、少し応用的な機能が紹介されます。複数ユーザーでWordPressを運用する方法や、XML-RPCプロトコルを利用して、ScribeFireやFlickrなどと連携する方法、そして、携帯電話での投稿や閲覧する方法を解説しています。

Part5：

この章では、さらに応用的になり、テーマとプラグインによる拡張を扱っています。テーマとHTML・CSSの関係や、テーマの構成を解説しています。また、FirefoxのアドオンFirebugを使ったCSSの修正、そして、プラグインのインストール方法を解説しています。

６章：

この章ではWordPressブートキャンプと称して、WordPress全体と周辺知識を解説。

WordPressの動作原理や設置の仕方（coreserverのケースを解説）、ローカル環境の構築、さらにPHP文法の解説、締めとして、プラグインの作成方法までを範囲としています。

付録：

付録も充実しています。テンプレートタグリファレンスなどが約４０ページ以上用意されています。その他WordPressでの便利なツールとしてphpMyadminやサクラエディタ、その他、周辺知識が紹介されています。

以上