Notepad++でFTPS接続する方法の覚書です。
プラグインのNppFTPを使っている前提で、接続先のサーバーは、CORESERVERです。 (XREA等でも同様だと思います)
(お約束ですが、以下の記事のご利用は自己責任でお願いします。)
一般に、単純なFTP接続では、セキュリティに不安が残ると言われています。なぜなら、通信内容が暗号化されていないから。
そこで、FTPSという方法等を使い暗号化した通信を行うことが推奨されています。
Notepad++にも、FTPS接続できる機能があるので、試しに使ってみました。
設定は、Notepad++のSettingsアイコン(歯車マーク)から、Profile settingsを選択します。
Connection typeは、FTPESを選択します。ポートは、21のままになります。
FTPSには、2種類あり、wikipediaでは次のように説明されています。
引用
『 FTPSには、認証コマンド(AUTHコマンド)実行後に暗号化通信を開始するExplicitモードと、 FTPSサーバ接続開始時点から暗号化通信を開始するImplicitモードの2種類が存在する。 このExplicitモードは特にFTPESとも呼ばれる。』
ちなみに、Implicitモードでは、接続が出来ませんでした。
上記設定を終えたら、FTPと同様に、パスワードを入れたりして、接続を試みます。
すると最初の接続では、次のようなメッセージがNotepad++より表示されます。
あまり英語は得意ではないので、適当に意訳してみました。
FTP(E)S証明書確認 証明書が有効期限切れです。 理由:発行者の証明を取得不能(コード20) 続行しますか? 注意。これは他の問題を引き起こす可能性があります。
ちょっと怖い警告ですが、おそらく、SSLの証明書の期限切れだろうと勝手に推測して「はい」を選択。
すると、FTPと同様に、接続できました。
途中の通信経路で、どのように、通信されているのかまでは、確かめていないので、なんとも言えませんが、設定でFTPESを選択しているので、FTPS接続できているはずです。(もし、出来てなかったら、ご指摘ください。)
ちなみに、二回目からの接続では、上記の警告は出ないようになりました。
最後に、蛇足ですが、SFTPとFTPSは、別物なのでご注意を。
以上です。