UNIXの絵本 アンク(著)
自分的に評価の高い絵本シリーズのUNIX版です。
ただ、今回は、少しあてが外れました。理由は、前半は基礎的な、コマンドやviエディタの解説なのですが、後半からは、UNIXを管理する人用の解説となっているからです。
つまり、前半は、レンタルサーバーなどでも有用な知識が解説されているのですが、後半からは、システム管理やグループ管理、X Windowを使ったデスクトップ環境、そして日本語環境の構築などOSの管理者向けの解説になっているのです。
自分の目的は、レンタルサーバーでのファイル・ディレクトリ操作がメインになるので、後半は自分には不要な解説となってしまいました。ただ、これは個人的な事情によるものです。
OSとしてUNIXを使いたい人やサーバーを管理したい人には、逆にお勧めとなる入門書といえます。