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HTMLとCSSを使用して、WEB制作をしている人の中には、次のステップとして、「プログラミング」を考える人も多いと思います。
しかし、文系出身だったりすると、「プログラミング」に興味があっても、そこはかとない苦手意識がつきまとうのも事実でしょう。
そこで、ここでは苦手意識なく、簡単にプログラムを学ぶことができる「PHP」の本を3冊取り上げます。
なぜ、PHPかというと、現在、WEB制作で最も役に立つのがPHPと思われるからです。
対象者は、HTMLとCSSについてそこそこ理解している脱PC初心者です。
1.PHPを学ぶための最初の1冊
PHPの絵本 アンク著
この本は、プログラミングの絵本シリーズとして有名な本の一冊です。
全くのプログラミング初心者なら、ぜひ、読んでおきたい入門のための入門書と言えます。
比較的、薄く、かつ、内容もわかりやすいように、絵をつけ、かみ砕き、丁寧に教えてくれます。
この本を読めば、変数・配列・条件分岐・繰り返し・ファイル操作などプログラミングの基礎の全体像をつかむことができます。
2.PHPを学ぶための2冊目
PHPテクニックブック ミューテック著
PHPの絵本の後に、ぜひ、読みたいのが、PHPテクニックブックです。
この本の特徴としては、PHPの重要部分を網羅しており、テキストとして、また、逆引き本として使える点にあります。
基本的に1ページ1スクリプト完結となっており、上部にPHPコード、下部に解説となっています。
コードと解説を照らし合わせながら学習できるので、効率よく読み進めることができます。
また、この本では、PHPだけでなく「データベース」についても詳解されています。
「MySQL」と「PostgreSQL」の2つが解説されていますが、「MySQL」のところだけでも読むと、PHPでのデータベースの扱いがよくわかります。
また、「PHPの絵本」では、あまり取り上げられなかったセッションやクッキーについてもわかりやすく解説されています。
3.PHPを学ぶための3冊目
基礎からのMySQL 西沢夢路 著
3冊目に読みたいのは、「基礎からのMySQL」です。
MySQL?と思われる方も多いと思います。
なぜMySQLなのかというと、この本では、MySQLを学習するためのアプリケーションにPHPを採用しているからです。
大きく言えば、PHPとMySQLがセットになっていることを、よく認識させてくれる本です。
前半では、MySQLの解説に重点が置かれ、中盤で、PHPの解説、後半で、PHP+MySQLの掲示板アプリの作成となっています。
この本は、比較的、ページ数が多いですが、解説を丁寧にしたからであって読みやすさは一押しです。
この本を通して、掲示板の作成をすると、PHPとMySQLについての基礎を一通り学習したことになります。
(もし、SQLに不安があるなら、この本を読む前にアンク絵本シリーズの「SQLの絵本」を読むことをお勧めします。)
上記3冊は、ひと月かからず読むことができるので、実質、2ヶ月目からは、WEBプログラミングを実際のホームページ作りに役立てることができます。