WORDPRESS2.6 標準ガイドブック マクラケン直子著
本全体の形式
白地に黒文字の二色刷り。目も疲れず、全体的に読みやすい。
チャプター1~7の全7章と付録1~3が有り。
2.6対応ですが、2.9.2バージョンにも、ほぼ対応できると思います。
本全体の内容
ワードプレスそのものよりも、WPの「テーマ」に焦点が当たっています。
「テーマ」を自作したい人には、お勧めの本。この点で、あまり初心者向きではありません。2冊目に買うならよいかも。
本編の他に、TIPSとして、関連事項も多く記載されていますが、本編と互い違いに出てくるので、若干、本編が読みづらくなっています。
チャプター1で、ブログとワードプレスの概要。
チャプター2で、インストールと設定。
ただ、この章では、XAMPPを使って、ローカルにインストールをし、その後、公開サーバーにアップロードする方法を勧めています。
直に、公開サーバーにアップロードする方法を知りたい人には、少々、まどろっこしいかもしれません。
チャプター3で、テーマの概要と簡単なとカスタマイズなどを解説。
チャプター4で、テーマの自作に取りかかります。この章が、この本の肝となっています。ヘッダー・フッター・サイドバー・投稿ページなど詳しく解説されています。
ここをしっかり読むと、テーマのカスタマイズも比較的やりやすくなりそうです。
チャプター5で、URL・エラーページ・フィード・ウイジェットなどのカスタマイズ方法が紹介されています。
チャプター6で、プラグインの基本・管理・作成まで、簡単にですが、触れられています。
チャプター7で、上級カスタマイズとして、カスタムフィールド・ショートコード・CMS的な使い方など解説。
後は、付録として、
付録1.WPのテンプレートタグリファレンス
付録2.役立ちリンク集
付録3.トラブルシューティング
などが紹介されています。
この本が、テーマの作成を主なコンテンツとしている関係からか、テンプレートタグリファレンスは、約55ページとかなり充実しています。
テーマを初めて自作したい人や、とことんテーマをカスタマイズしたい人には、お勧めの本。