最近とみに普及しつつあるHDMI端子ですが、接続機器のどちらかがHDMIに対応していない古い機器だと、接続できないというケースが多々あります。
例えば、最近のパソコンでは、映像出力は、HDMI出力であるが、つなぎたい外部映像機器の入力端子がコンポジット端子(赤白黄色)のテレビだったりする場合です。
実は、2009年頃に、同様の問題で調べた時には、HDMIの変換機器(コンバーター)が市場に存在しないため不可能という結論を個人的に導いたのですが、2013年になり改めて調べてみると、なんとHDMI信号の変換機器が複数、販売されていました。
やはり同じような悩みを抱えている人は多いようでそれなりに売れているみたいです。
用途も多岐にわたっていて、この問題の裾野の広さを感じました。
■例えば、HDMI出力機器としては、次のような機器があげられます。
・ スマートフォン(iPhoneやAndoroid端末)のHDMI出力端子
・ パソコン(PC)のHDMI出力端子
・ レコーダーのHDMI出力端子
・ PlayStstion3(PS3)のHDMI出力端子
■他方、ビデオ入力端子(赤白黄色、S映像入力等)しかない映像機器としては、次のような機器があげられます。
・ テレビ
・ カーナビ
・ プロジェクター
HDMI端子からコンポジット接続(ビデオ端子)に必要な変換機にどのようなものがあるかというと次のものです。
■(HDMI→赤白黄色)
TSdrena 電源不要 HDMI → アナログ(コンポジット) 小型コンバーター HAM-CHIC2 [相性保証付き]
Simble 小型 HDMI → コンポジット (RCA3/CVBS) コンバーター 電源不要 [相性保証付き]
LKV384 HDMI to Component Video + Stereo Audio Converter / HDMI入力をコンポーネント映像+ステレオ音声に変換して出力するコンバーター
LKV381 HDMI to Composite/S-Video Converter / HDMI出力をS端子、コンポジット出力へ変換
なお、それぞれのHDMI変換機器には、接続する入出力機器との相性があり、比較的うまく映像を出せるものと、映像が乱れるものや出力できないものがあるようです。
比較的相性がよいものとしては、次のようなものが挙げられます。
(スマートフォン)→(カーナビ)
これは、互いの画面が小さいため画像の乱れも少ないものと推測できます。
次に、相性が半々とおもわれるもの。
(パソコン)→(テレビ)
これは、パソコン側の解像度とテレビの解像度が上手くあわないと、画面の端が切れたりする問題が有るようです。変換機の問題というよりは、それぞれの機器の解像度を上手く調整できるかが鍵のようです。
いずれにしても、多少の相性と運もあるようです。
なお、蛇足ですが、接続が逆、つまり、(ビデオ端子→HDMI端子)への変換機も複数存在します。
TSdrena アナログ(コンポジット) → HDMI 小型コンバーター[USBバスパワーで動作] (相性保証付き) HAM-CCHIBP
ピンバック: 【HDMI】TSdrena製HAM-CHIC2を使ってみた感想とレビュー【コンバーター】 | WEBマスターの知恵ブログ