新C言語入門 ビギナー編林晴比古(著)
アマゾンで比較的、高い評価だったので、2冊目のC言語入門書として読んでみました。
良い点
- 全ページがオールカラー(薄いパステル調)で綺麗
- 各章の終りに用例がついてるので、リファレンスとしても使える
- 細かい点にも言及されている感じ
悪い点
- 少し分かりづらい。もう少し噛み砕いた説明が欲しいところ
- サンプルコードのダウンロードやCDが無い
- 配列・ポインタあたりで、少しややこしくなる
総合評価
ビギナー編という本ですが、実際には、最初の一冊目としては向かないと思います。
理由としては、説明されていない項目が先にきているのに、その説明が後半でなされている箇所がいくつか見受けられるからです。
実際、このシリーズには、スーパービギナー編という入門書があるので、やはり、2冊目以降向きといえます。
もっとも、入門書の中には、ポインタや構造体について言及しない本も多いのですが、この本では、その辺もきちんと章を割いて解説しているのが評価できます。
2、3冊目に、ざっと基本を確認したい人には向いていると思います。