【書評】やさしいC アルゴリズム編

やさしいC アルゴリズム編 (やさしいシリーズ) の書評です。

結論から言うと、C言語のやさしいコードによる「データ構造とアルゴリズム」の入門書です。

■ 良い点
・ アルゴリズムの基礎を一通り学習できる
・ データ構造も一通り扱われている
・ C言語の復習になり理解が深まる
・ サンプルコードが短めでやさしい
・ 図表も理解を助けてくれる

■ 悪い点
・ コードにある変数名がc,s,wとかで少し分かりづらい

■ 総評
「やさしい」シリーズのアルゴリズム編です。アルゴリズムの入門書では図や表だけの説明でコードが無かったりもしますが、本書では、C言語によるきちんとしたコードが多く記載されています。扱われているコードも短めで分かりやすく、コードと解説文章のバランスも絶妙です。「やさしいC」を読んだならば、なるべく早い時期に、この「アルゴリズム編」を学習すると相乗効果が期待できます。

本書において、いわゆる「データ構造とアルゴリズム」として扱われるのは、7章から10章の約200ページとなっています。それより前半の章では、順次・分岐・反復の構造化プログラミング、そして、ビット演算が扱われており、それより後半の章では、プログラミング作法と開発方法などが扱われています。個人的には、もっと「データ構造とアルゴリズム」に重点があればと思ったりしますが、ビット演算なども必須の知識なので読んでおいて損はないでしょう。

繰り返しになりますが、「やさしいC」と本書「アルゴリズム編」は、セットにして読むことをお勧めします。そうすれば、C言語の難所と言われる『ポインタ』や『構造体』の使いどころが理解でき、かつ、代表的な『データ構造』と『アルゴリズム』をマスターすることが可能になると思います。

やさしいC アルゴリズム編 (やさしいシリーズ)

やさしいC 第4版 (「やさしい」シリーズ)

カテゴリー: BOOK, C, アルゴリズム パーマリンク

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