【書評】リファクタリング (アジャイルソフトウェア開発技術シリーズ・応用編)

リファクタリング (アジャイルソフトウェア開発技術シリーズ・応用編) [設楽秀輔 著]の書評です。

結論からいうと、マーチン・ファウラーの『リファクタリング』の後に読む副読本としてお勧めの一冊です。

■ 良い点
・ コンパクトに要点がまとまっている
・ 実務的で実際に具体例に沿って解説が進む
・ 文章が読みやすく、図も理解を助ける
・ 具体例のコードが簡易で理解しやすい
・ 内容の構成がよい

■ 悪い点
・ 誤字・脱字が多少ある
・ 説明が不明な点が少しあった

■ 総評

先日、マーチン・ファウラーのリファクタリングを読み終えたので、復習のために、副読本として本書を読んでみました。

本書は、シリーズ本の中の一冊という位置づけですが、本書単独でも十分に活用できます。出版が東京電気大学出版局であり、大学の情報系の学部での使用を念頭においた書籍のようでもあります。

内容的には、「デザインパターン」と「テスト駆動開発」の基礎知識を前提とし、「リファクタリング」をいくつかのデザインパターンに沿って実演するものとなっています。

本書では、template method、facade、adapter の3パターンが主に扱われています。この基礎的な3パターンをテスト及びリファクタリングしながらサンプルコードを改善していきます。

よりよい設計(パターン)を目標として、テスト、リファクタリングと順々に進める、一種のリズムを感じ取れる内容となっています。

本書自体は、190ページほどとコンパクトであり、マーチン・ファウラーのリファクタリングを読んだ後に、簡単におさらいすることができ、理解を深められるお勧めの一冊です。

リファクタリング (アジャイルソフトウェア開発技術シリーズ・応用編)

カテゴリー: BOOK, Java, リファクタリング パーマリンク

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