【書評】Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本

Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本―最初からそう教えてくれればいいのに! [立山秀利 著]の書評です。

結論から言うと、オブジェクト指向の初心者向けに、クラス、カプセル化、継承、ポリモーフィズムの4点に解説をフォーカスした一冊です。

Javaの基礎文法の解説は無いので、文法重視の入門書を前もって読んでおくと理解がすすみます。

■ 良い点
・ オブジェクト指向の理由やメリットを中心に解説
・ 読み手を意識した噛み砕いた解説
・ 文章が読みやすい
・ 図表が豊富で理解を助ける

■ 悪い点
・ 後半の最後のほうではコードの一部が省略され全体像を掴みづらい

■ 総評

Javaの基礎文法を学んだら、次に読みたいオブジェクト指向の入門書です。だいぶ噛み砕いた説明がなされているので、オブジェクト指向アレルギーの人もスラスラ読めると思います。

オブジェクト指向のツボを押さえた解説であり、カプセル化とアクセサメソッドの利用法や、継承より委譲が推奨される理由、また、継承・抽象クラス・インターフェイスの使い分けなど、なかなか示唆に富んだ内容となっています。

また、解説の重要箇所では、サンプルアプリをダウンロードして、解説事項を動かして体感できるようにもなっています。著者の熱意の伝わる仕様です。

なお、解説で使うコードは簡単なものであり、章が進むにつれ、拡張していくもので読むのに負担になりません。

難を言えば、最後の方で、コードの一部が省略されているため、全体像が掴みにくくなったのが残念です。ただ、ページ数の都合もあって仕方ないのかもしれません。

Javaの基礎文法を終えたら早めに読んでおきたい一冊です。
Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本―最初からそう教えてくれればいいのに!

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