【書評】WebデザイナーのためのCakePHPビューコーディング入門

■ 書評対象:WebデザイナーのためのCakePHPビューコーディング入門

■ 良い点

・ サンプルコードが豊富
・ 結果画面がきちんと表示されている
・ コード箇所と解説が番号で対応している(前半部分)
・ ビュー(特にヘルパー)に詳しい(後半部分)

■ 悪い点

・ 誤字・脱字が結構、目立つ
・ セキュリティの解説が薄い
・ 後の解説部分が前に来ることがある

■ 総評

全体として内容が濃く、満足できるCakePHPの解説本です。

前半の1章から3章までは、CakePHPの全体像をサンプルアプリの制作を通して基礎から学べます。2章では、簡素化したCRUDシステムを学び、続く3章では、応用的に、「ユーザーからの問い合わせフォーム」と、それを管理するための「管理者用のシステム」を構築します。ログイン認証も学べます。

この前半部分で、CakePHPのおおよその使い方をマスターできます。

後半の4章から6章にかけては、「ビュー」にスポットを当てた解説となっています。

4章では、ビューについて掘り下げ、5章では、ヘルパーを中心に解説されています。最後の6章では、実践的にビューをデザインしていきます。

5章は、少しリファレンス的な要素になっていて読むのが大変なので、ざっと目を通して、6章のビューデザインをメインに読むことをお勧めします。

ところで、この本は、前半部分は、滝下氏、後半部分は、原氏が担当していると思われます。そのため、前半と後半で、少し解説の方法が異なるので違和感を感じるかもしれません。共著であり、二分冊と思えば、ある意味お得ですね。

プログラマー視点では、前半部分が読みやすいですが、デザイナー視点では、後半が読みやすく感じるのかもしれません。

なお、この本を読むにあたっては、多少のPHPの知識があったほうが良いかも。全くのPHPの初見だと、何をしているのか理解できないと思います。

ちなみに、WEB開発周りのGitの解説なども付いていてお得です。

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